コロナによる緊急事態宣言が解除されて、街に人が戻ってきています。
スタバなどの飲食店にも少しづつ人が増えてきています。なんだかんだでみんな大好きスタバ。近いうちに客足も戻るでしょう。そうなると
と言う方も多いはず。
ということが不安で、二の足を踏まれている方もたくさんいると思います。
そんな皆さんのために、この記事では
スタバ株の買い方を、一からわかりやすく解説いたします。
先に結論を書くと、スタバ株は1,000円から買うことができます。
(早くスタバ株の買い方を知りたい!というかたは、こちらから飛んでください)
実はとてもお手軽で簡単なスタバ株の購入。
あなたも世界に広がるスタバの株主になって、繁盛しているスタバを見ながら、
と優越感に浸ってみませんか?
スタバってどんな会社?
まずはスターバックスがどんな会社なのかを簡単に解説します。
スターバックスの業務内容
解説は必要ないかも知れませんが、スターバックスはアメリカ・シアトル発祥の世界約100ヶ国で展開している、世界最大級のコーヒーショップチェーンです。
近年は巨大市場である中国にも参入し、アリババと提携して宅配サービスなども始めています。(参考記事)
スターバックスの業績は?
スターバックスの業績について、過去3年間の業績を見てみましょう。
過去3年間の売り上げと利益をまとめた表がこちらです。
2019年 | 2018年 | 2017年 | |
売上高 | 26,506 | 24,719 | 22,386 |
営業利益 | 4,700 | 5,758 | 4,134 |
経常利益 | 4,466 | 5,780 | 4,317 |
純利益 | 3,599 | 4,518 | 2,884 |
過去3年の業績(単位:100万米ドル)
売り上げは約265億ドル(2.8兆円!)で、外食サービス世界第2位の規模です(一位はマクドナルド)。
2019年決算は、2018年より利益の面で下がっているものの、これは2018年が良すぎたためで、長期目線で見れば着実な利益拡大が図られています。
経常利益?純利益?何のこと?という人は、【投資初心者向け】営業利益、経常利益、純利益の違いをやさしく解説 の記事をご覧ください
スターバックスの株価は?配当や株主優待は?
2020年6月末現在のスターバックスの株価をチェックしましょう。
コロナショックの影響はありましたが、直近5年で約1.8倍(40⇒73$)に、10年で約6倍の株価の伸びを見せています。
コロナショック前の高値までは戻り切れていませんが、裏を返せばまだまだ株価が伸びる余地が十分にあるといえます。
そうです。実はスターバックス社は「アメリカ企業」でドルで取引されます。
でも「英語の力」も必要ないし、意外と簡単に買えるんです。
むしろ資金面でいうと、日本株より手軽に買えちゃいます。その方法は後程じっくり解説しますね。
スタバの配当・株主優待について
株価以外で株式投資で気になるのが、「配当」と「株主優待」です。
配当に関して、スターバックス株は2.22%(2020/6/26現在)と、比較的高い水準です。
次に株主優待ですが、実は「株主優待」と言うのは日本独自のもので、米国株ではほぼありません。
一時期有名だった「スタバ株は1月に買え」という書籍がありました。
その本の中では「スタバ株を持っていると、株主優待でウハウハ」という旨の話がありました。
これは当時スタバの日本法人である「スターバックスジャパン」が株主優待を発行していたのですが、スターバックスジャパンは、2015年を最後に上場を廃止しています。
つまり株主優待はなくなってしまったのです。
しかし株主優待はありませんが、配当や株価の伸びは非常に素晴らしいのでオススメできる銘柄であることに変わりありません。
- ここ5年で約2倍の株価の伸び
- 配当利回りは2.2%と高水準
- 株主優待はない
スタバ株を実際に買う方法
とても有望なスタバ株、実際買うための手順を見てみましょう。
スタバ株を買うまでに、以下の3つのハードルがあります。
- 証券会社に口座を持っていること
- 証券会社に「外国株口座」を持っていること
- 買うお金の余裕・勇気があること
それぞれ順を追って解説していきます。
「証券会社に口座を持っている」方は、STEP2から
「証券会社に外国株口座を持っている」方は、STEP3から読んでいってくださいね♪
また、比較的安価(約13,000円@2021年7月現在)に購入できますが、
- それでもちょっと高いな
- お試しにもっと安く始めたいな
と思う方は、「1000円から米国株投資をする方法」もありますので、こちらも参考にしてみてください。
STEP1 証券会社に口座を開く
株の取引を行うには、まず「証券会社」に口座を開かなくてはいけません。
詳しい手順は、超初心者向けネット証券口座の開き方|徹底解説(SBI、マネックス、楽天)に詳しく書いていますので、そちらを参考にしてください。
と思う方も多いと思いますが、このような大手の証券会社は「手数料が高い」「営業がウザイ」という大きなデメリットがあります。
ですので、「ムダに手数料を払ってでも、有名な野村證券で買いたいわ」と言う方以外は「ネット証券」を選んだほうがいいでしょう。
3大ネット証券(SBI,楽天,マネックス)ならどこでもいいと思いますが、個人的にはSBI証券をオススメします。
STEP2 証券会社の「外国株口座」を開く
「証券会社の口座を持っている」と言う方は、こちらから読んでください。
証券口座を持っている方でも、外国株口座を持っている方はかなり少ないのではないでしょうか?
外国株口座を持っていないと、外国株は買えません。当然「Amazon株」も。
でも安心ください。証券口座を持っていれば、たった5分で「外国株口座」を開けます。
ここでは、SBI証券を例にとって見てみます。
まずこちらをクリックしてください。
すると以下の画面が出ますので、赤枠で囲った「今すぐ外国株式口座開設」ボタンをクリックしてください。
書面の確認等がありますが、5分で終わります。
STEP3 スタバ株を探して買う
SBI証券の外国株口座で、スタバ株を買う手順を説明いたします。
SBIではスタバ株以外にもAppleやマイクロソフトなどの米国株をはじめ、中国・韓国・ロシア・ベトナム等の株式も同じように買えます。
そんな国々への株式投資を考えている方も参考にしてくださいね。
1 SBI証券にログイン
コチラからSBI証券のHPへログインしてください。
画面右側のログイン画面に、ご自分のユーザーネームとパスワードを入れてログインしてください。
2 外国株式口座へ移動
ログインしたら、トップページ右側の「外国株式」の「取引」ボタンをクリックします。
(外国株式口座が未開設の場合、ココが「開設」となります)
3 銘柄を選ぶ
外国株式口座のTOP画面に入ったら、銘柄を検索していきます。
左上の「銘柄 or ティッカー」に銘柄を入れて検索します。
ティッカーとは、各銘柄につけられた証券コードです(基本はアルファベット)
スタバのティッカーは「SBUX」ですが、日本語で「スターバックス」と入れても出てきますので、安心してください♪
4 銘柄確認画面
先ほどの画面で、「スターバックス」で検索した画面がこちらです。
他に候補がないので、直接スターバックス株のページにとびます。
ここの「買付」ボタンをクリックします。
ちなみに、()で書いてあるSBUXがスターバックス株のティッカーコードになります。
5 注文入力画面
この赤枠の部分を入力していきます。
それぞれの項目の意味は、以下のとおりです。
株数:購入する株の数を入力します。日本株(100株単位の購入)と違い、米国株は1株単位で購入できます。
価格:「指値」と「成行」があります。
「指値」とは買付価格を指定して、その価格になったときに購入する方法。
「成行」は、買付ボタンを押したその時の価格で購入する方法です。
「成行」は市場が空いている時間(23:30~6:00(夏時間:同 22:30~5:00))で有効です。
期間:「当日中」「期間指定」を選択できます。
「指値」の際に指定でき、指定された期間内に注文が成立しなければ、買付注文が失効されます。
預り区分:「一般預り」「特定預り」「NISA預り」が選択できます。
「一般預り」は、特定口座を開いてない人が選ぶもので、利益が出た場合(売却益・配当)確定申告の必要があります。(やるのが面倒なので、口座開設時に「特定口座」申込するのがオススメ)
「特定預り」は、証券会社で税金計算するので確定申告不要です。
「NISA預り」は、非課税となるのでこれも確定申告不要です。(SBI証券をNISAの指定口座にする必要があります。
決済方法:「円貨決済」と「外貨決済」が選択できます。
「円貨決済」は、手持ちの円で決済する方法です。楽ですが、両替時のスプレッド(手数料)が高いです。
「外貨決済」は、あらかじめ自分で外貨(この場合は$)を口座に準備し、$で決済する方法です。住信SBIネット銀行を使えば、スプレッドが抑えられます!
「円貨決済」と「外貨決済」については、
「どっちがオトク?円貨決済と外貨決済」の記事をご覧ください。
6 注文確認画面
自分の注文に間違いがないかの画面が出てきます。
これでよければ「注文発注」を押して、無事終了です。
まとめ
以上がSBI証券でのスタバ株購入手順になります。
今まで日本株の取引きをしていた人は、とても簡単だったでしょう。
また全くの初心者の方でも、そこまで難しいことはないと思います。
外国株口座を開くことを含めても、10分程度で買うことができます!
証券会社について、基本はネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)ならどこでもいいと思いますが、個人的にはSBI証券が使いやすさの面でオススメです。
また資金面に不安がある方は、1000円から米国株投資できるPayPay証券もオススメです。
初心者の方にとっては、この証券会社に口座を開くところが一番の難所だと思います。
そんな時充実のサポートをしてくれる、コチラから申し込むことをオススメします。