コクヨがぺんてる株をプラス社へ売却する という報道がありました(2022年9月30日)。
上記記事にもある通り、2019年からの壮大な争奪戦に終止符が打たれた格好ですが、
そこに至るまでの背景を、ざっくりまとめて解説いたします。
コクヨVSプラス これまでの戦いのあらまし
ざっくりいうと、ぺんてる社が持つ海外の販売網が欲しいコクヨは、ぺんてるの子会社化をもくろみます(なんで争ってんの?編)。
子会社化にするため、コクヨはぺんてる株を買いあさります。
焦ったぺんてるは、味方であるプラス社に助けを求めます。ちなみにぺんてる株は非公開株なので、普通には買えません。どのような手法でコクヨが買いあさったかは、コクヨVSぺんてる 仁義なき戦い編にて詳しく解説しています。
資金力を武器に株を買いあさるコクヨでしたが、内部の株主の結束もあり「ぺんてる プラス 連合軍」が持つ株式比率を上回ることができず、敗れ去ったのです(コクヨVSぺんてる 仁義なき戦い 終結編)
今回のぺんてる株コクヨ売却のはなしについて
今回の報道は、その時買いあさった約45%のぺんてる株を、すべてプラス社に売り払った という内容でした。
つまり、もうすでに終わった争奪戦の後始末がようやく終わったということで、各社一件落着ってことですね。
正直ここに至る流れは、個人的に非常に面白いのでぜひリンク先の記事を読んでみてください。
そして、少しでも「株取引って面白そう」と思ったら、口座だけでも開いてみてみることをお勧めします。
そして講座を開くなら、「超初心者向け 証券口座の世界一簡単な開き方」を見ながら下記リンクをたどると、本当に簡単に開けますし、筆者の懐にお金が入るのでぜひよろしくお願いいたしますw