コロナショックで世界全体で株価の乱高下しています。
はじめて暴落を経験する投資初心者にとっては、
じゃないですが、どう動いていいのかわからないというのが正直な所です。
そんな投資初心者なあなたに、投資歴15年以上でリーマンショックを切り抜けたヤシロが、パターン別に2つのやるべき行動について解説してきます。
また、こんな状況だからこそ投資を始めたいという方にもオススメできる手法ですので、ぜひ見ていってください。
パターン別 暴落時に投資初心者が取るべき行動
あなたが買った銘柄は、何を根拠に買いましたか?
なんて人は、パターン1です。コチラをご覧ください。
「今から投資を始めたい」という人も当てはまりますよ♪
逆に
なんていう確固たる意志を持って買った人は、パターン2です。コチラをご覧ください。
暴落時に初心者が取るべき行動 パターン1
何となくで銘柄を選んだり、他人の意見に乗せられて買った という人は
全部売って、すぐにその資金で優良な株・ETFを買う
ことをオススメします。
- 誰かに勧められた
- 初心者が何となくで買った
そんな銘柄は、十中八九イマイチな株なのです。
暴落時は、ほぼすべての銘柄がそろって値下がりします。
が優良株はそこから回復が早く、イマイチな株は回復が遅いのです。
ですので現在の状態をこう考えましょう
イマイチな株が値下がりして、最悪。。。
ではなく
優良銘柄が値下がりして買いやすくなった!ラッキー!!
だと。
となりますね。それぞれのオススメ優良銘柄を解説します。
暴落時に買っておきたい優良株・ETF
暴落時に買いたい優良株としては、主に下の記事に挙げた米国株30銘柄です。
アップルやジョンソンエンドジョンソンなど、皆さんになじみのある超有名な企業です。
これらの企業は、
- 暴落に耐えうるだけの潤沢な資金
- 暴落時でも決して配当を減らさない
という非常にタフで健全経営な優良企業です。
これらの米国株の買い方については、下の記事にやさしく解説しています。
意外と簡単ですし、何より一株単位で買えるので日本株よりハードルが低いですよ♪
という方も大丈夫です。
日本株を買える証券会社の口座をお持ちなら、次の銘柄がオススメです。
- 【1655】i シェアーズ S&P500
- 【2558】MAXIS 米国株式(S&P500)
これはETFと言って、要はいろんな株の詰め合わせパックのようなものです。
そしてこの2つの銘柄はどちらも、S&P500というアメリカの大企業500社の株価から計算される指標に連動するような詰め合わせパックなのです。
下のグラフは、過去10年間のS&P500のチャートです。
コロナショックで下がりはしていますが、基本一貫して右肩上がりの力強い銘柄です。
S&P500については、世界一の投資家と言われるウォーレンバフェット氏も
私から管財人へのアドバイスはこれ以上ないほどシンプルです。「10%の現金で米国短期債を買い、残る90%の現金でS&P500に連動する非常に低コストのインデックスファンドを買う」のが良いと思います。(@2013 「株主への手紙」より引用)
と言っているように、S&P500という指標は非常に優良なもので、上に挙げた【1655】【2558】はいずれもその恩恵にあずかれる銘柄なのです。
この二つはぶっちゃけどっちも同じパフォーマンスで、経費もほぼ同等(年0.15%程度)なんでどちらを選んでもOKです。
米国株が買える口座をお持ちの方は、同じくS&P500連動のETFである【VOO】を購入することをオススメします。
こちらは【1655】【2558】よりさらに経費が低い(年0.03%)ので、買える方はぜひ買ってみてください。
暴落時から始めたいオススメ投資信託(積立)
「暴落してるけど、もう少し下がるかも。。」と思っている方や、
「まだ投資をやったことない」なんて投資経験0の人は、
投資信託を積み立て始める
というのも有効な手です。
オススメは以下の3つです。
ちなみに私ヤシロはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に積立投資をしています。
SBI・バンガード・S&P | 楽天VTI | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
---|---|---|---|
連動する指数 | S&P500 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | S&P500 |
買付手数料 | なし | なし | なし |
信託報酬(年率) | 0.0938% | 0.1620% | 0.0968% |
売却時手数料 | なし | なし | なし |
純資産(億円) | 82 | 742 | 444 |
販売会社 | SBI証券のみ | 多くの証券会社 | 多くの証券会社 |
投資信託のいい所は、
月々(毎週/毎日でも設定OK)決まった額を購入する積立投資ができる
という点です。
俗に言う「ドルコスト平均法」ができる。という事です。
ドルコスト平均法の詳しい解説は省きますが、要は
毎月同じ口数(株数)買うパターンに比べて、安く買える手法
という事です。そのからくりは下図参照ください。
(出典:三井住友DSアセットマネジメント HP)
ドルコスト平均法のデメリットは、
下がり続ける相場の時は、損をし続ける
点ですが、今あげた3つの投資信託の投資先(連動先)は
SBI・バンガード・S&P | 楽天VTI | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
---|---|---|---|
連動する指数 | S&P500 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | S&P500 |
S&P500かCRSP USトータル・マーケット・インデックスです。
S&P500は先ほど言った、ずっと上がり続けている指数です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、VTIとも呼ばれます。
S&P500の4000社版のようなものです。
いずれもコロナショックで一時的に下がってはいますが、長い目で見たら常に右肩上がりの成長を続けています。
今始めたら、株価が戻ったときにはきっとあなたの資産をガッツリ増やしてくれるでしょう。
という方でも大丈夫。
私が使っている、SBI証券での口座開設~株購入の流れをまとめた記事があります。
証券会社は、ネット証券ならどこでも(SBI、楽天 、マネックス等)いいと思いますが、手数料や使いやすさの面で、私はSBI証券をオススメします。
まとめると、
(株を持っていた場合)
一度全部売って、優良株・ETFを購入する
(株を持っていなかった場合)
投資信託を積み立て始める
という形で、切り替えていきましょう。
ちなみにこれは決して「投げ売り」では決してありません。
より良い銘柄に「スイッチング」したようなものです。
暴落時に初心者が取るべき行動 パターン2
本来ならば、パターン1のような手法をオススメしますが、確固たる自信を持って購入された場合、かつあくまで余剰資金で投資を行っている人は
株価が戻るまで、ひたすら耐え続ける
ということをオススメします。
確固たる分析で自信を持って購入した銘柄というのは、おそらく「優良銘柄」であると思われます。
であれば、無駄に売買して手数料を失うよりはそのまま持ち続けたほうがコストメリットが出てきます。
S&P500をはじめとする優良ETFや優良株は、長い目で見ると上下動を繰り返しながらも長期的には上昇していきます。
もし仮に当てが外れて株価が戻ってこなかったとしても、パターン1の場合より自分自身で納得がいくはずです。
まとめ
株価暴落時に投資初心者がやるべき行動は、以下のとおりです。
売って、その資金で優良株・ETFを購入する
優良投資信託を積み立て購入する
持ち続けてひたすら耐える
優良な株・ETFって何?については、
オススメの投資信託は、
- SBI・バンガード・S&P
- 楽天VTI
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
証券口座の開き方から株や投資信託購入方法は
を見ながらやってみてくださいね♪
オススメのSBI証券は以下リンクから口座開設してみてください!!