2020年4月現在、コロナウイルスの影響で様々な業種の業績が下がっています。
特に観光関連は超絶大打撃を受けています。
そんな中日本最強の観光スポットであるディズニーリゾート。
先日ディズニーリゾートが閉園期間を延長して、2020年5月中旬まで閉園することを決定しました、(参考：NHKニュース)
年間1億人を超す集客があるディズニーリゾート。
春休みやGWというかきいれ時に閉園という事です。
他のテーマパークよりも受けるダメージが大きいであろうこの夢の国は、はたして大丈夫なのでしょうか？
そんな方に朗報です。
実はディズニーリゾートの運営会社オリエンタルランドは財務的に超強いんです。
極端な話、後２年以上閉園しても大丈夫なくらい、超優良企業なんです。
この記事では、ディズニーリゾートがコロナ程度に負けない3つの理由をやさしく解説していきます。
ディズニーリゾートがコロナでもつぶれない3つの理由
ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド。
この会社がコロナの影響でもびくともしない盤石な経営である理由は、
- 現金をたくさん持ってる
- 借りられる余裕
- 設備投資というバッファ
という3つがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.現金をたくさん持っている
ディズニーリゾートの運営会社、オリエンタルランドの2019年末での現預金資産は3291億円あります(IR情報より)。
それに対して長期借入金は12.5億円程度で、ほぼ無借金企業と言えます。
家計に例えると、貯金が3291万円あって住宅ローンの残高が13万円ほど。という超優良な家計です。
しかし今は閉園中。でも閉園中でもコストはかかります。
- 従業員の給料
- 施設の維持費 等
実はディズニーリゾートで同様に長期間休園した事例があります。
2011年3月 東日本大震災の時です。
このとき20日間の休園をして、53億円の特別損失を計上しています。
計算すると、1日当たり2.6億円。
この9年間で、労務費や減価償却費は9.3%増(2019年3月期)しています。
これらを加味すると、現在の休園状態でかかるコストは一日当たり2.8億円となります。
2/29～5月中旬まで休園しても、224億円(80日計算)。
確かに痛いですが、まだまだ余裕がありますね。単純にあと2年以上無収入でもやっていけるだけの体力(預金)がありそうです。
後2年以上無収入でも大丈夫な預金額がある(3219億円)
2.借りられる余裕
東京ディズニーリゾートは、千葉県の舞浜市に拠点を構えています。
海沿いの場所であり、首都直下型の地震が発生したら被害がまぬがれません。
そこでオリエンタルランドでは、1995年の阪神大震災時にリスク発生時の財務体制を強化してきたという歴史があります。
簡単にいうと、非常時には1500億円借りることができるよー。ってことです。
これもオリエンタルランドの財務が盤石だから取り付けられる約束なのですね。
※コミットメント期間付タームローンとは、長期にわたり分割で借入するローンのことです。(参考)
3.設備投資というバッファ
ディズニーリゾートは毎年のように新しいアトラクションやシステムができています。
2019年の1年間でも、以下のようにリニューアルされています。
＜ディズニーシー＞
◆2019年5月21日
「ファンタジースプリングス」の起工式を実施
第8ポートが2023年度に完成予定
◆2019年7月23日
デジタルファストパス運用開始（東京ディズニーリゾート・アプリを使用）
新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」オープン
新ステージショー「ソング・オブ・ミラージュ」スタート
これらの設備投資費は、年間1000～1500億円ともいわれています。
今回のような緊急事態の際は資金繰りのために、「これらの費用を先送りする」というカードをきることもできるのです。
投資先としてのディズニー(オリエンタルランド：4661)
これだけ財務が優秀なオリエンタルランド(証券コード：4661)
当然投資先としても、かなり魅力的です。
コロナの影響で株価が下がった今が、買い時かもしれませんね。
また「株主優待」の1日パスポートにも惹かれます(100株所有で1枚/年)。
ということでオリエンタルランドへの投資を諦めている時期が、俺にもありました。
1株単位で、しかも手数料が超安い証券会社があります。
SBIネオモバイル証券です。
ぶっちゃけ、オリエンタルランドを買うために私はここに口座を開きましたｗ
| 月間の約定代金合計額（国内株式） | サービス利用料（月額 税抜） |
|---|---|
| 50万円まで | 200円 |
| 300万円まで | 1,000円 |
| 500万円まで | 3,000円 |
| 1,000万円まで | 5,000円 |
| 以下+100万円ごと | 1,000円加算 |
普通は株の売買の手数料は取引ごとに取られてしまいますが、ここでは売買代金50万円以内なら月200円ポッキリ！！
ぶっちゃけかなりオススメします♪
ただし、以下のことに注意してくださいね
NISAには非対応
100株分ないと、株主優待は受けられない
株主優待がなくったって、めちゃめちゃ投資のうまみのある「オリエンタルランド」
ぜひこの機会に購入してみませんか？
ちなみにこんな高額な株は例外として、「投資を始めたい」と言う方には、SBI証券、楽天証券、などがオススメです。
オススメな理由・違いなどは「超初心者向けネット証券口座の開き方」の記事を参照ください。
まとめ
ディズニーの運営会社「オリエンタルランド」は、コロナがいくら猛威を振るおうとも以下の3つの理由で盤石だという事がわかりました。
現金をたくさん持ってる
借りられる余裕
設備投資というバッファ
これらから、ざっくり3年弱は閉園が続いても大丈夫な試算です。
これだけの盤石な財務体制のため、投資先としてもとても魅力的です。
お金がたくさんある人は、SBI証券、楽天証券などで優待券（100株以上）を楽しむもよし
私みたいに資金が少ない人は、SBIネオモバイル証券で1株単位でもつのも、投資の勉強としてとてもいいと思います♪
ぜひこの機会に、投資を始めてみませんか？
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