この記事では、米国株がいいって聞いたけど、いまいち踏ん切りがつかないというあなたへ、米国株を買うメリットを解説いたします。
読み終わったらきっと、あなたは米国株を買いたくなっているはずです!!
日本株でなく米国株を買う3つの理由
先日金融庁の発表した、「老後2000万円足りなくなる問題」。衝撃の値でしたね。
これに備えるには、貯金ではラチがあきません。投資によって資産を形成するのがベターな道です。
では、何に投資すればいいのか?
債権、不動産、仮想通貨など様々な投資先があると思いますが、私は「株」をオススメします。
しかも日本株ではなく、「米国株」をです。
なぜ日本株ではないのか?ということですが、あえて米国株という理由が3つあります。
- 伸び続ける米国株株価
- 人口が増え続けている
- 皆が株を運用する土壌
どういうことか、それぞれ詳しくみていきましょう。
メリット1 伸び続ける米国株価
米国株最大のメリットは、歴史的に常に株価が上昇してきたということが挙げられます。
という声もあります。
確かに短期的・一時的には株価が下がった局面もありました。
しかし代表的な指標である「ダウ平均株価」で話をすると、約3年でリーマン前の株価水準まで回復したのです。
ちなみに日本の代表指標「日経平均株価」は震災の影響もありますが、同水準に回復するのに約5年半ほどかかっています。
つまり、長期的な目で見ると、確実に伸びるのです。
実際ダウ平均株価の推移(下参照)を見ると、所々下がる局面はありますが基本ずっと右肩上がりなのです。
ちなみに日経平均株価はというと、実はまだ30年前のバブル期の最高値を更新できずにいるのです。
日本で「株で運用する」ということにいい顔をしない人がいる理由は、ずーっと最高値を更新できず低迷していることから、
- 「株は損をする」
- 「株を長期で持っても儲からない」
というマインドが形成されてしまったからだと推察されます。
きっとそういう人やその親御さんは、バブル期に株を買って痛い目を見たのでしょうね。
とりわけ、老後資金用のための長期運用などで考えたら、トータルで株価が上昇すること間違いなしなのです。
少し乱暴な言い方をすれば、世界の経済がどんな状況になろうとも、「10年持ち続ければ、勝手に株価が上がる」というのが、米国株の特徴です。
この力強い株価の伸びが、米国株最大のメリットなのです。
メリット2 増え続ける人口
経済の活力の基本は、なんといっても人口に依存します。
商売の売り上げは、(客単価)×(客数)です。
この客数が多ければ多少利益が少なくてもやっていけますよね?
国単位で考えると、この(客数)はその国の人口に依存します。
東京の一等地と、ど田舎とで同じ店を出したとして、客数はどちらが多くなるか?火を見るよりも明らかですよね?
つまり、人口が多くこれからも増え続けるという事は、今後も経済の発展見通しが明るいという事です。
それを踏まえて、アメリカと日本の人口推移を見ていきましょう。
(出展:世界経済のネタ帳より)
ご覧のとおり、少子高齢化で2015年から緩やかに人口が減っている日本に対し、アメリカは今なお人口が伸び続けています。
先進国の中で唯一今後の人口増加が確実視されている国、それが「アメリカ」なのです。
もちろん人口増の国は、発展途上国にはたくさんあります。しかしそれらの国々は発展途上という事もあり、当たればデカイですが「デフォルト」などの危険はらんでいます。
またそれらの国々への投資というのは、手段が非常に少なく、またあったとしても手数料がバカ高いのです。
複利を基本とする長期投資において、手数料というのは最大と言っていい敵なのです。(「単利と複利について 簡単解説記事」参照)
それに比べて、アメリカ株は日本株とほぼ同等程度の手数料(約定代金の0.45%:為替手数料を除く)で購入が可能なのです。
つまり、人口増(=経済発展が見込まれる)をしており、株を購入する手数料が激安である唯一の国、それが「アメリカ」なのです。
メリット3 株運用が当たり前な米国という土壌
米国は、株による資産運用・投資の普及率が極めて高い国です。
例えば、企業のトップや幹部などはその報酬の多くを株式で得ています。
長者番付を考えてみましょう。
トップの顔ぶれはそんなに変わりませんが順位はちょいちょい変わります。そして資産額は「兆」単位で年によって変わっています。これは、持っている株式の価格が変化することで資産額が大きく変化しているのです。
また米国の年金や大学などの教育機関の基金も株で運用されていますし、米国の一般家計に占める資産割合は、「株式」と「投資信託」を合計すると約50%にも上ります。
(出展:日銀調査統計局)
つまり、「公」も「民」も、「富豪」も「平民」もみな等しく「株式投資」を行っているのが米国という国なのです。
当然企業に対する目というのは厳しく、「株主」への還元というのが重視される傾向にあります。
そのため株主への利益還元の一つである「配当」。この配当額が「数十年にわたって一度も減っていない」という企業は数多く存在するのです。(ex:コカ・コーラ、P&G)
このように、株主にやさしい企業が多いというのも「米国株の魅力」の一つです。
余談ですが、上記のとおり米国経済は米国株価に依存しています。つまり株価が上がり続けることを前提とした国家のシステムとなっているのです。
つまり政府として株価を下げるといったことができないバックグラウンドがあるんですね。だから何か起こった時でもきっと、アメリカという国が株価を支えてくれるはずという安心感があるんですね。
まとめ:米国株投資はメリットがたくさん
米国株を買う3つのメリットについてご紹介しました。
- 伸び続ける米国株株価
- 人口が増え続けている
- 皆が株を運用する土壌
長期にわたって、成長を続けてきたアメリカの株価。
言い換えれば「初心者でも誰でも、長期でやればほぼ負けない相場」なのです。
日本株ですと、なかなかこうは断言できません。少子高齢化の問題もありますし。
実際私ヤシロは昨年優待株以外の日本株を売り払って、米国株へとシフトしました(除く勤務先の持株会)。
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