この記事では子を持つ親御さんに対して、子供のお金に対する健全な感覚を養うための方法を解説していきます。
成長とともに変化していく子供のお金の事情。小学生にもなると彼らなりにコミュニティーもでき、おもちゃやおやつを買ったりで付き合いが出てきます。
ついついやってしまう悪い例がこちら
- 「無駄使いしないか」と心配してお小遣いをあげない
- お年玉を取り上げる
でもそれは子どもの金銭感覚をめちゃくちゃにする一因でもあるんです。
「お金をおつかうこと」というのは、学校では教えてくれません。実際に使わないと金銭感覚というのは養われません。
そんな欲張りwな親であるあなたへ、「出来るだけ無駄遣いを避けつつ、子供がお金に対してじっくり考える魔法の一言」をご紹介します。
この一言で、子供は彼らなりに一生懸命お金の使い方を考えます。私の娘もお年玉の使い道をめちゃくちゃ考えてくれました。結果オモチャを買ったのですが、彼女なりに必死に考えぬいてくれましたよ。
子供の金銭感覚を養う一言
いきなりですが、結論を書くと
「しょうもないものを買いなさい」
と言うことです。
もちろん言い方やプラスアルファで話すことはありますが、まずはこの言葉を投げかけます。
魔法の一言を告げた後の子供の反応
最初このことばを伝えると、子供は必ず
となります。
当然です。「くだらないものにお金を使うな!」「大切にお金を使いなさい」というのが、普通の教えなのですから。
このように、「なんで?どういうこと?」というような常識を否定する言葉は子供の心に引っ掛かりを持たせます。
子供は常日頃親や先生から色々とルールや礼儀作法など、常識を教え込まれます。
彼らの耳は、表面上それらの言葉を聞いてはいますが、大抵は聞き流しています。(あなたもそうではありませんでしたか?)
であるがゆえに、「常識を否定する言葉」には、少なからず彼らの脳に引っかかるのです。つまり受動的ではなく能動的に聞く姿勢を持ちます。
そこで「なんで?」と思わせれば、こちらのものです。
魔法の一言に込められた意味
「なんで?」と子供が聞き返したら、こう答えます。
という想定問答です。もちろんバイクパーツや美顔器は適宜変更してくださいね。
魔法の一言、じつは。。。
このやり取りを見て、賢明なあなたは気付いたかもしれません。
そうなんです。実は普通のことを言ってるにすぎません。
が、とっかかりのインパクトが強いので子供はしっかり聞くんです。予告編がやたら魅力的な映画みたいなもんです。
しっかり聞くことで、子供は自分なりに考えます。結果本当にくだらない(ように見える)使い方をしたとしても、それでいいんです。子供のころに自分で「考えて」お金を使った経験というのは、必ずその子の財産になります。ひいては健全な金銭感覚を養っていけるのです。
実際私は娘に、今年の正月にこの言葉を言いわたしました。結果見事にしょーもない(失礼)おもちゃを買ったんですが、彼女なりに家やお店で一生懸命考えていました。その際に「お金の大切さ」や「価値の大きさ」を追加で話すといいですね。
偶然にも先日読んだ林修先生の本にも似たことが書かれていました(パクリじゃないよw)が、本当にその通りだと思います。
まとめ
子どもに健全な金銭感覚を養わせたければ、
「しょうもないものを買いなさい」
と言うことです。
常識を否定する言葉で子供の注意を引き、分かりやすくその意味を教えることで「しっかり考える子」になってくれますよ♪
この常識を否定する言葉を使う手法は、他にも応用が利きそうですね♪