この記事では、ドラム式洗濯機を購入・使用してわかった、ドラム式洗濯機ならではのいい点・イマイチな点を紹介していきます。
消費増税を前にして、
とお悩みの方は多いと思います。
しかし、よく「ドラム式洗濯機」オススメだよ!と言っても
- 高いから電気屋がすすめてんじゃないの?
- 具体的に何がいいのさ?
と思われる方も多いのではないでしょうか?
実際私ヤシロも
くらいに思っていましたが、実際に買って使ってみると
と思うくらいの「いい点」が満載だったのです。
しかしもちろんいい点ばかりではなく「イマイチな点」も存在します。私ヤシロは家電メーカーの回し者でもなんでもないんで、そこらへんも余すとこなく披露いたします!
この記事を読めば、平均的サラリーマン家庭を自負する筆者の、ドラム式洗濯機に関する偽らない生の声がわかります。きっとドラム式洗濯機の購入を迷っているあなたの後押しになるはずw
実際にドラム型洗濯機を購入するに至った経緯は以下記事を参照ください。他社との比較なども分かりやすくまとめていますので、
と迷われている方は必見です!
また、赤ちゃんがいる家庭ではさらにこんなメリットもありますよ♪
我が家のドラム式洗濯機 日立 BD-SX110C
まず私の購入したドラム式洗濯機の紹介と、実際の使用頻度を簡単に紹介します。
我が家の洗濯機は「日立 BD-SX110C」という機種です。購入の背景は、「ドラム式洗濯機で妻の機嫌が改善! 購入した決め手とは?日立 BD-SX110C」をご覧ください。
ざっくりいうと
- 洗剤の自動投入がある
- 衣服のシワが少ない
という点で決定しました。
家族構成は、大人2人/子供2人(6歳・2歳)で1日1回(休日は2回)朝パジャマを入れて洗濯・乾燥させています。
これを買ってから、外干しはほぼしてない状態です。
ドラム式洗濯機を使って分かった「いい点」
では購入して3か月たってわかってきた、ドラム式洗濯機のいい点を紹介します。
「干す」作業がなくなる
ドラム式洗濯機は、洗濯⇒乾燥までさせるのがデフォルトです。乾燥をさせなければ、ドラム式を買う意味はほぼないでしょう。(洗浄力自体は縦型が上なんです。参照)
洗濯物を投入してスイッチを押すと、数時間後に「着れる」状態の衣服が出てくるのは、感動すらします。
それくらい便利です!しかも仕上がりは「ふんわり」
従来の
「洗濯機から取り出す⇒干す⇒取り入れる⇒畳む」が
「洗濯機から取り出す⇒畳む」だけ
になるのは、家事負担が減るだけでなく妻の機嫌を劇的に改善してくれます。
また、「干す」作業がなくなったため、洗濯用の物干しピンチやタオル干しを「断捨離」も兼ねて捨てました。
モノを減らす効果って、見た目がスッキリするだけでなくムダ使いなども減らす一助になって、非常にオススメですよ!
服・タオルの在庫が減った
朝洗濯をすると、夕方には仕上がります。というか最短3時間で仕上がります。
「悪天候で乾かない」という心配がないため、極端な話2セット分あれば回せます。
さらにパジャマなんかは、朝脱いで洗濯して夕方には着られるため今まで2セット持っていたのを1セットにすることができます!
また、増えて困るというのが「子供服」。
成長するにつれすぐサイズアウトするので、できるだけ点数は絞りたいもの。しかし在庫を絞ると足りなくなる恐れが。。。という心配も、最短3時間で乾燥までできるため、かなり子供服の点数を少なくすることができますよ♪
また、タオル類は
フェイスタオル :家族人数+2枚
バスタオル :家族人数
まで絞りました。実は先日断捨離をして服やタオル類を減らしたのですが、それを可能にしたのが、ドラム式洗濯機なのです。
大げさに言えば、これがあることで生活がガラッと変わったのです。
天気が気にならない
うちでは洗濯物を全て乾燥までさせるため、どんな悪天候でも洗濯に全く関係ありません。
特に
- 梅雨時
- 夕立ちがある夏期
- 乾きづらい厳冬期
等は今までは「浴室乾燥」などで対処していましたが、結構電気代がかかるし(洗濯乾燥機の7倍!!)「ニオイ」が気になるためストレスになっていました。
が、ドラム式洗濯機を使うことで「悪天候×洗濯」のストレスから解放されたのです!これには奥さんも大満足です!
花粉が気にならない
上記のとおり洗濯物を外に干すことがなくなったため、花粉を気にせず衣服を洗濯できます。我が家ではR-1ヨーグルトの恩恵で花粉症の症状が軽くなっていたこともあったのですが、それでも以前まで多少の目のかゆみがありました。しかし今年は症状がほぼ現れなかったのです。
この1年で変わったのは洗濯機を交換したくらいなので、おそらくこの効果が出ているのだと推察されます。
柔軟剤が不要でタオルが超吸水!
購入直後に試したタオルの実験でもわかるように、ドラム式洗濯機では洗濯物の仕上がりがふんわりとなります。
そのため、柔らかくする目的での柔軟剤は不要になりました。(香りづけのものはたまに使用してますが)
その結果節約効果もあったのですが、思わぬ副産物も生み出してくれました。
タオルの吸水性が各段に上がったのです!
柔軟剤は繊維をコーティングすることで柔らかくするのですが、このコーティングがタオルの吸水性を阻害するのです。(参考)
つまり、柔軟剤を使わないことでタオルの吸水性が上がったのです。意外にこのメリットは気分的なもので大きく、家族の皆この吸水性を気に入っています。
洗剤の自動投入
これはこの機種に限られたことなんですが、洗剤の自動投入は素晴らしく便利です。
洗剤の自動投入について
この機能が付いているもの限定での話なのですが、とにかく快適です。
メリットとしては次の2点です。
- いちいち洗剤を測らずにすみ、こぼさないこと
- 洗剤の容器を保管する必要がないこと
こぼさないことは、不器用な妻(参照記事 )の機嫌を大幅に改善しました。また洗剤容器の保管に関しては、断捨離を進めていく上での意味(家一軒まるごと断捨離の記事)でもかなり大きかったです。
確かに現状ではこの機能は、Panasonicと日立の上位機種のみで、価格も純粋にこの機能有無で4〜5万程度の差額があります。しかしそれを払ってもなお欲しい機能だなと私は感じています。
ドラム式洗濯機を使って分かった「イマイチな点」
確かにいい点ばかりではありません。使ってみたからこそわかるイマイチな点も存在します。ここではそのイマイチな点を紹介していきます。
騒音が大きい(マンションの深夜運転は絶望的?)
以前の記事にも書きましたが、騒音と振動はかなり気になるレベルです。
一応「ナイトモード」というものがあるのですが、脱水後期になると掃除機クラスの騒音(振動)が発生します。
戸建なら全然問題ないと思いますが、マンションやアパートなどの集合住宅では深夜運転は控えた方が無難です。
(2019.8月に業者に見てもらったところ、取り付けの問題があったようで、改善後は音もほぼしなくなりました!!)
洗濯物の途中投入ができない
縦型洗濯機のときは、
といって靴下などのちょっとした小物を、洗濯の途中工程で放り込むことが可能でした。
しかしドラム式洗濯機は、それが気軽にできません。もちろん
- 一時停止ボタンを押す
- ドアロックを解除する
という手順を踏めば出来ますよ。しかし、縦型のようにポーンと放り込むだけみたいな気軽さはありません。これは結構なストレスになります。。
まぁ、気軽に洗濯乾燥できるので、次の洗濯に持ち越しが簡単にできると考え直して最近はストレスも減っては来ていますが。
洗濯のみだと繊維が潰れる+脱水不十分
ドラム式洗濯機は、洗濯+乾燥で真価を発揮する家電です。実は洗濯機能のみだと縦型に比べてやや部が悪い面があるのです。
一つは洗浄面。基本が「たたき洗い」になるため、衣類の繊維が潰れてしまいがちです(記事参照)。そのため洗浄のみして外で干すという形を取ると、縦型に比べて仕上がりがゴワゴワになりがちです。
また脱水機能も縦型が優勢かな?というのが感想です。実感としては、約8年前の縦型機種と最新型のドラム式がトントンくらい。。という具合です。
やはり、ドラム式洗濯機は乾燥まで行ってこその家電であると強く思います。乾燥までさせれば、この点は全く気になりませんからね♪
購入時の懸念点に関して
ドラム式洗濯機に関して、以下のような懸念がありました。
- 洗浄力が縦型にやや劣るが大丈夫か?
- 乾燥におけるシワは大丈夫か?
こちらに関しての感想も記載します。
洗浄力に関して
懸念であった洗浄力ですが、何一つ問題ないように感じます。
確かに縦型の最新機種に比べたら「強力な油汚れ」や「ドロドロに汚れた衣服」に対する洗浄力は劣るかもしれませんが、正直そこまでの汚れは普段ほぼ出てきませんし、通常レベルの洗濯の汚れ落ちに関しては、全く問題ありません。
乾燥時のシワについて
こちら、正直なところ「乾燥容量目一杯」な状態だと、シワになりやすい生地ではシワが目立つかな?という感じです。そのような生地の服は、洗濯後アイロンをかけています。が、この工程は今までも同様に行ってきたのでストレスには感じていません。洗濯物を少なめにすれば、見事にシワは少なくなりますしね。
乾燥フィルターの掃除について
乾燥フィルターは毎回掃除しないといけない
と電気屋さんに言われて、そこし尻込みしていました。
毎回は面倒やろ。。。
と絶望していましたが、実際やってみると、非常に手軽でむしろ楽しさすらありますw
こんな風に溜まったほこりを、このように(絵で申し訳ない。。)基本ワンタッチでごそっと取れます。
10回に1度のしっかり目の掃除も、縦型洗濯機の糸くずフィルターの掃除より楽だなと感じます。
毎回の掃除が面倒そう。。というとで二の足を踏まれていた方には、声を大にして言えます。「毎回掃除は、全然苦じゃない」と。
まとめ
ドラム式洗濯機のいい点、イマイチな点を3ヶ月使ってみてレビューしてみました。よく買い物サイトなどのレビューは大体買ってすぐの評価が多いですが、実際にやや長めに使ってみて初めて見えてくるところというのがあります。
いい点イマイチな点あげていきましたが、大体のイマイチな点はリカバリー可能なものばかりです。私はこの買い物に大変満足しています。
もちろん「高価」という大きなデメリットはありますが、それを補うだけの利便性はあると思います。
正直私は強くオススメします!!
購入しようか迷われている方、何となくこの記事をみられた方色々いらっしゃると思いますが、ぜひ購入してみてください。あなたの生活の質が向上しますよ!!