一生のうち、最も大きな値段の買い物である家。
絶対に失敗をしたくないですよね。
しかし何回も買うものではないので、基本誰もが初心者。。。
となれば頼れるのは実際に購入した人の声を参考にしたいですよね。
- どういう基準で今の住まいを決めたのか
- 実際に住んでみてどうなのか
という観点での体験談はまさに欲しいところ。
この記事では地方都市に住むヤシロが、現在の住まい「駅近・新築・マンション・低層階」をどういう理由で選んだのかを紹介いたします。
住宅購入を悩まれている方の助けになれば幸いです。
ヤシロの購入した住宅紹介(家選び体験談)
まず私が購入した住宅の情報(仕様)を公開いたします。
種別 | 分譲マンション |
新築or中古 | 新築(2012年築) |
間取り | 3LDK |
交通 | 駅徒歩6分 |
階層 | 5/15階 |
デベロッパー | 全国区大手不動産デベロッパー |
施工主 | 地場最大手工務店 |
価格 | 当時年収の5倍程度 |
結婚して間もない頃に購入しました。購入を決めた当時は、震災前でまだ消費税が5%だったころです。「8%になる前に!」という意識も多少あり、若干慌てて購入した感があります。
正直結構ラッキーな時期に買えたと思っています。
- リーマンショック後
- 震災前
- 五輪決定前
という事もあり、比較的価格の割にいい造りのものが買えました。
「今ならもっとこうしたのに。。。」と思うところが無いわけではないですが、概ね満足しています。
その理由は、住宅を選ぶ基準をしっかりさせており、「各選択肢を間違えずに選べた」からだと思っています。
当然当時と今とでは状況は同じではないですが、選択肢についての選び方は早々変わる物ではありません。
以降の記事で、各選択肢をどういう理由で選んだかを紹介します。
住宅購入に至る選択肢(失敗しないために考えるポイント)
私が住宅購入に際し直面した選択肢は、主に下に挙げた4つでした。(いずれも左側を選択しています)
購入 | 賃貸 |
マンション | 一戸建て |
新築 | 中古 |
低層階 | 高層階 |
それぞれに関しての選択理由を解説します。
購入or賃貸 住宅事情最大の論点
「持ち家」か「賃貸」か。
長い時間争われているこの論争。
ずっと続いて答えが出ていないという事は、「最適解は人それぞれ」であるからだと私は考えます。どちらも一長一短あるので一概に言えないというのが真実です。
ですので、私の場合はこうだったという理由づけを。
家族構成 | 妻(パート) |
職業 | 会社員 |
転勤 | 国内は主に県内
海外転勤の可能性あり |
実家 | 私・妻ともに飛行機の距離 |
購入のメリット/デメリット
- 月々の支払いが安い
- 住宅ローン=生命保険替わりにできる
- 内装の自由度
- 頭金等の初期費用が大きい
- 住み替えが困難
大きいメリットは金銭的なものでしょうか。同じグレードの部屋を賃貸する場合、現在のローンの1.5倍程度の家賃になります。もちろん災害やローン不履行のリスクを背負っているためなのですが、そこはある程度腹をくくりました。
また私の場合、頭金も少なくして、家賃との相違分をプラスした分を運用に回したほうが得であると考えたからです。
さらに国内での転勤可能性が低い業種であったことも、購入できると考えたきっかけです。(海外は行く可能性が高いですが。。)
賃貸のメリット/デメリット
- 住み替えが容易
- 頭金などの費用不要
- 災害リスクがない
- 家賃が高い(同グレードだと)
- 内装に自由がない
ライフプランや収入、また近隣トラブル等に合わせて自由に住み替えができるのが、一番のメリットです。その気になれば、常に新築に住み続けることだって可能なのです。
その自由がある分、同一グレードの住居の場合長期ローンの支払額に比べて家賃が高いのです。
「購入」にした理由
- 転勤が少ない人
- 長期的な資産運用ができる人
私はこれに合致していると思ったため、住宅購入すると決めました。
ただ、資産運用に関しては「初心者にオススメ ETFとは?」の記事内にあるように、全然自信がない初心者の方でも、「米国株(S&P500)インデックス投資」をやれば、誰でも簡単にかつ確実に資産を増やしていけますので、ご安心を!!
もちろん「頻繁に転勤がある」「まだ子供がいないし、狭くて十分」な人は賃貸を選んだほうが断然いいと思います。
もし、今賃貸を探しているという人は、【Door賃貸】を使われてはいかがでしょうか?
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マンションor戸建て 第2の論点
購入に舵を取って次は「マンションにするか戸建てにするか」の選択肢がありました。
私は現職場と地元が離れており(妻も同様)、何かあった際は地元に戻ることも考えていました。その際「住宅を売却する」ことを視野に入れての購入でした。
売ることを前提に考えた時、流動性は圧倒的に「マンション」が上です。不動産屋でも「中古マンション」は数多く取り扱っていますが、「中古戸建」はその1/10以下の物件しかないことからも、流動性の違いが判ると思います。
もちろん、
- 手持ちの土地がある
- 自分にピッタリな間取りが欲しい
といった方は、戸建てが良いでしょうが、私たちの場合はそれが当てはまりませんでした。
売却を視野に入れていた
新築マンションか中古マンションか
マンションを選んだことで、「新築」か「中古」かの選択肢が出てきます。
正直ベストな回答は「築浅の駅近中古マンション」だったのですが、なかなかいい物件がないのが現実。
また、中古マンションのデメリットである「初期費用が新築よりかかる」という事もネック。この初期費用分も運用で増やしたいヤシロは、新築を選びました。
というのが20%。
残りの80%の理由は
という妻の一言なのでした。。
ただ、きっと私より長い時間を過ごすであろう妻の意見というのは、十分に配慮すべき事項です。
- 妻の一声
- 初期費用が少ない
低層階にするか、それとも高層階か
マンション購入では、「低層階」か「高層階」か という選択肢も出てきます。
低層階と高層階とで変わってくる条件は色々ありますが、私が重視したポイントは大きく以下の3つです。
- 「景観」
- 「利便性」
- 「価格」
でした。私の判断基準では2勝1敗で低層階に軍配が上がりました。
低層階 | 高層階 | |
景観 | △ | ◎ |
利便性 | ○:階段でも登れる | △:エレベータが長い |
価格 | ○ | ×:1階ごとに約2%価格上昇 |
よく言われる「虫」問題ですが、その点も勘案して「5階」を選びました。
一般に蚊などの虫は、5階以上から少なくなるといわれていますので。(参考記事)
- 利便性
- 価格が安い
まとめ
住まい選びの選択肢の選び方について、私のケースを紹介してきました。
住まい選びに正解はありません。今の住居も、他の誰かにとっては大不評の物件になりえます。が、いくつもある選択肢の選び方・理由は皆さんの参考になったかと思います。
ちなみに今回の私の各選択肢の選び方は、不動産相談会で得た知識を基に選んできました。
各選択肢で「向いている人」「向いてない人」があると思います。
私のパターン以外の人は、このような相談会に一度いかれてみてはいかがでしょうか?
一生に一度の大きな買い物、慎重すぎるという事はありません。
参加費は無料ですし、相談したからと言って契約までさせられるような雰囲気は全くありませんでしたよ!
下記は私が言った相談会で、東海地区限定ですが全国に色々あると思うので、一度行ってみてプロの意見を聞いてみましょう。