この記事では、マンションの角部屋(中部屋)のメリットとデメリットを解説いたします。
賃貸でも購入でも、住まい選びは大きな選択ですよね?そしてマンションならば、「角部屋」に住みたいという方が多数派です(約74%:CHINTAI調べ)。
しかし、角部屋にも意外なデメリットが潜んでいることをご存知ですか?
今回は、そんなお部屋を探されているあなたに、角部屋のメリット・デメリットを、角部屋と中部屋どちらにも居住経験があるヤシロが紹介いたします。
角部屋のメリット
隣からの騒音問題が防げる
角部屋を希望される一番の理由は、これだと思います。実際私も住んでみて隣からの騒音ストレスはほとんどありませんでした。
当時の間取りが、寝室が角のほうに配置されていたのもあるのですが、隣が多少騒いでいても快適に寝ることができました。
自分が騒音を出す側だとしても、スピーカーを角側に置くなどすることで特に苦情が出ることもありませんでした。
日当たりと眺望がいい
角部屋は、窓が多いというのもメリットの一つです。窓が2面ついていれば日光も入りやすいですし、何より眺望の範囲が広い(高さにもよりますが。。)!
- お部屋の中での日当たりが欲しい
- 眺めをいい部屋に住みたい
という事を重視される方は角部屋がオススメです。
換気性がいい(風呂場やキッチン)
これは間取りにもよりますが、角部屋ではお風呂場やキッチンに外へつながる窓が設置されていることが多いです。
中部屋ではどうしても外とつながる面積が少ないため、お風呂場やキッチンに窓がないケースが多数。新しいマンションだったらまだいいですが、古いマンションの場合少しニオイがこもってしまう事も。。。
そんな心配も、角部屋なら不要!キッチリと換気ができて、ニオイや湿気の問題もありません!!
売却時のウリになる
住んでいるうちはあまり知ることがないですが、不動産って流動性が低いんです。
いざ売りに出したとしても、買い手が見つかるまで長い時間がかかるのもザラ!3か月や半年以上かかってしまうケースも少なくありません。そして急いで売ると足元を見られるという危険性もあるのです。
が角部屋の場合は、上記のとおりニーズが高いため「非常に売りやすい」です。
ニーズが高いにもかかわらず、角部屋というのは基本1フロアに2部屋と供給量自体が少ないのです。そのため、「売却価格も高く」設定できます!
大抵の不動産検索サイトには「角部屋」というチェック項目があります。このことからもいかに「角部屋」がウリになるかがわかるでしょう。
角部屋のデメリット
中部屋と比べて夏熱く・冬寒い
住宅において、熱の出入りは窓が一番大きいです。その割合なんと約50%(参考)。角部屋は窓が多く、換気性・日当たりがいいのですが反面そこから熱が入りやすく・逃げやすいのです。
今の住宅は断熱性がいいといわれていますが、それでも角部屋のほうが夏帰宅した際の暑さがひどいです。冷房費 (概算)で比較して約2割弱程度高かったです。
ちなみに冬も、暖房の効きが多少中部屋に比べて悪い気がしましたが、夏ほどの影響はなかったとヤシロは感じました。
外から・上の階の騒音はある
メリットの所で「隣からの」騒音ストレスが低いと書きましたが、「上の階の」騒音は防げませんでした。主に子供の足音ですね。
これは、最上階でない限り防げませんね。
また「外からの」騒音は意外とネックでした。当時ヤシロは飛行機が近くを飛ぶ角部屋に住んでいたのですが、窓が多い分騒音が結構入ってきていました。
と思われる方も多いですが、過信しすぎると痛い目にあうかもしれませんよ。
冬の結露問題
冬に起こる窓の結露。これが角部屋最大のネックかもしれません。多分角部屋に住まれた方なら確実に「あるある」と共感しれくれるであろう問題です。
窓が多い分、角部屋は中部屋に比べ結露に多く悩まされます。
特に角に面する窓は、完全に外界へさらされている状態なので、冬場は気をつけないとカビが生えてくるリスクがあります!(ヤシロは一度カーテンをオシャカにしてしまいました)
部屋数が少ない・高い
角部屋は1フロアに2部屋しかないため、希少性が高く人気です。
特に最上階角部屋などは、新築マンションではほぼ空いていません(大体地主の方がキープするパターンが多いそう)し、空いていても高倍率の抽選であることが多いです。
そのためそもそも出回る物件数自体が少なく、それに合わせて価格も中部屋に比べて割高になっています。
間取りも大きめにとってあることが多いため(角のみ4LDK、他は3LDK:現ヤシロのマンション)、どうしても価格が高めに設定されており手が出しづらいです。
まとめ 角部屋のメリット/デメリット
角部屋のメリット/デメリットをまとめると以下のとおりです。
- 隣からの騒音問題が防げる
- 日当たりと眺望の良さ
- 換気性がいい
- 売却しやすい
- 夏暑く、冬寒い
- 外・上階の騒音問題がある
- 冬の結露
- レアで価格が高い
それぞれ挙げてきましたが、個人的にはやはり角部屋がオススメという結論になります。
外や上からの騒音があるにしても、隣からの騒音の心配が(相対的に)少ないというのはとても大きなアドバンテージです。またマンション自体の利点である、(戸建てより)売りやすいというメリットも、他より大きいのでやはり角部屋人気は改めて妥当なものだと感じます。
騒音に関しては分譲もそうですが、むしろ壁が薄くなりがちな賃貸のほうがより大きな要因になることでしょう。
なかなか角部屋でいい物件は出づらいので、こまめに賃貸情報はチェックすることをオススメします。
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