近年にわかに脚光を浴びている「米国株投資」。私もその流れに乗って米国株投資を行っている人間の一人です。
実際始めてみて、調べれば調べるほどメリットの多さやその銘柄の強さに驚かされます。
私が始めたきっかけは、バフェット太郎さんの著書「バカでも稼げる『米国株』高配当投資」を読んでからだったのです。
しかしこの本を読む前に、「こりゃ日本企業ダメになるわ」と感じさせられた出来事があったのです。今回はそんな「某日本企業のダメっぷり」を垣間見た経験を解説いたします。
某家電系メーカーの展示会にて
私が勤める会社にあるホールで、とある家電系メーカーの新製品展示会のようなものが開催されていました。
その会社は誰もが知る家電メーカーですが、研究開発分野にも多額の投資をしており、対企業での売り上げ(いわゆるBtoB)も非常に大きい会社です。
私も「お土産がもらえる」という情報を聞き、
という名目でさぼり展示会の見学に行ったのです。
がそこで見れたのは、最先端とは程遠い体裁だけを整えたような代物ばかりで、「家電分野における日本企業の凋落」の一因がわかるようなものでした。。。
展示会のイメージ
展示場はこんなイメージのブースが多数あり(写真程広くないですが)、お土産効果も手伝って会場は大盛況でした。
なかなか各ブースで話を聞けず、さらーっと流しながら見ていました。
そんな中、ふっと人がはけたタイミングがあったブースがあったので、製品の説明を聞くことにしました。
展示会での製品説明(これそ画期的か?)
説明してくれた製品(ソフト)は、『工場現場の作業員の作業手順を録画し、その映像を使って効率を劇的にUPさせる!!』的な触れ込みでした。
※ **は大きめの数字が入ります。大体Switch20~30台分くらい。。
日本企業の闇を見た瞬間
こんなフリーソフトでもできそうな程度のソフトを、**万円で売っているところが、日本の家電メーカーの経営センスのなさを象徴しています。
もちろん企業が使うものですから、フリーソフトの使用は会社側から止められるにしろ、フリーソフトレベルの機能のソフトなら、どこかが出してる正式な製品版でも1万円以下で入手できるでしょう。
それをSwitch20~30台分の値段って。。。
しかも驚くべきことに
こんなフリーソフト並の機能のソフトを売っているセンスも驚きですが、それを買ってる日本企業にも驚愕でした。
日本企業の購買担当者は何を見ているんでしょうか。映像関連技術に詳しくない私でも、「これもっと安いやつあるやろ」と思うのに。。
ただ接待の優劣だけで仕入れを決めてんじゃないの?と思わせるほどのモノでした。
家電メーカーとともに、日本のメーカー全体が凋落していく原因を見た気がしました。この日私はトイレで、自分が持っている家電系の株を全部売却しました。
まとめ
家電系メーカーの展示会に行って、感じた衝撃的な事案は
- フリーソフト並の映像編集ソフトを**万円で売っていた
- なぜかそれが日本でのみ売れていた
ということでした。
一事が万事ということではないとは思いますが、これを展示会で展示するようなメーカーに先は無いと考えます。
当然日本の機械系メーカーには素晴らしい所もたくさんあります。Toyotaも利益が過去最高ですし、Sonyなんかも絶好調です。
が、この日見たもののように経営センスがまるでないような製品ばかり作って迷走しているメーカーが多くあるのも事実です。
これを目の当たりにしたら日本株の成長というのに、みなさん猜疑心を持つと思います。やはり投資するなら海外(米国株)なのかな?とも。
ちなみに海外への株式投資をするには、証券会社で口座を開くことが必要です。
ネット証券であればどこでもオススメなのですが、なかでもSBI証券とマネックス証券が個人的にオススメです。私ヤシロはSBI証券をメインに使っています!まずは資料請求からでもやってみませんか?