なんてまだ小さい娘から言われて凹んでいるパパさん、多いのではないでしょうか?
この記事は、小さな娘さん(2歳から小学校低学年ごろ)をお持ちのパパさんに向けて、その頃出てくる娘の『第一次パパイヤ期』をどう回避・対処していくかを解説していきます。
私自身、娘が2歳ごろ『パパイヤ期』になりかけましたが、何とか回避して今は最高にパパ好きな娘に育て上げています(現在小2)。
この記事を読んで書いてあることを実践していけば、きっとあなたの娘さんも『パパ大好きっ子』になってくれますよ♪
パパ好き娘にする3か条 『心技体』
私は2人の娘の父です(8歳と3歳)。冒頭に少し書きましたが、長女が2歳の時には若干パパ嫌いになり掛けていましたが、なんとか盛り返してパパ好き娘に育て上げました。
その時に実践した事を次女の時にも適用させて、次女はパパ嫌いを発症していません。
今では私が帰宅すると、玄関まで走ってきて2人で抱っこを争ってせがむ程度にパパ好きな娘になってくれました。
世のパパさんの中には、「パパ嫌い!!」と言われてショックを受けている人も多数いらっしゃるでしょう。
わかります。私もかつてそうだったので。。
ではそんな小さなパパ嫌いの娘を、どうやってパパ好きに仕立て上げたか?
私は、下に書いた『心技体』の3か条をしっかり実践する事で育てていきました。
心:一貫した言動
技:妻からの徹底フォロー
体:豊富なスキンシップ
長女がパパ嫌いを発症し掛けた頃を思い返すと、このうち『体』が不足気味だったなと感じます。
これら3要素をしっかりやっていけば、必ず娘さんは懐いてくれますよ。それではそれぞれについて詳細を見ていきましょう。
パパ好き娘の条件 心:一貫した教育方針
一つ目は一貫した教育方針です。
教育方針といっても勉強のことばかりではありません。大事なのは「普段の言動に矛盾を生じさせない」ということです。
つまり、子供に注意する時などに
「前言ったことと違う」と思わせないことが重要だということです。
会社員として働いている方は是非ご自分の状況と重ねてみてください。上司の指示が以前行ったことと全く違う・矛盾したものだとしたら、正直その上司への信頼感はだだ下がりですよね?
子供も同じです。小さい子供といえど、以前言っている事との整合性は意外としっかりわかっています。
なんて思われることが続くと、パパへの信頼は地に落ち、パパ嫌いへと発展していきます。
ちなみに、我が家では教育の軸を3つ定めていて、これに反さないような注意の仕方を心がけています。
- 何でも一度はやってみる
- 自分の考えをもつ
- ちゃんと話し合って決める
また、パパとママが言っていることが違うというのも子供にとって不信感の元(基本は子供はママ絶対主義なので)です。奥さんとの注意時の指針を合わせる意味でも、家族で共通の教育指針を持つことは非常に重要ですよ。
パパ好き娘の条件 技:妻からの徹底フォロー
2つ目の条件は『子供の前でママがパパの悪口を絶対に言わない』ことです。
上にも書きましたが、基本的に子供(特に娘)はママ絶対主義です。ママが『いい』と言ったものは無条件で『いいもの』ですし、『イヤ』と言ったものは娘も『大嫌い』になってしまいます。
ですので、奥さんの協力が不可欠になるのですが、絶対にパパに対するマイナス発言をしないように頼んでください。
「女の子は3歳にして女である」とよく言われますが、言動や雰囲気を察する能力はその頃から本当に大人顔負けです。
ということは娘はしっかり見抜いています。
自分の親友が「嫌いだ」と言った人やモノは、なんとなく先入観で悪く見てしまったりしませんか?
逆に「オススメ」と言われたものは、良く見えたり。
子供もそれと同じです。
『味方の敵』は『敵』と見なしますし、『味方の味方』は『味方』なのです。娘にとって最高の味方である『ママ』の敵とならないことが大事なんです。
これには夫婦仲が良好であることが最良条件なのですが、若干冷め気味のお二人でもせめて子供の前だけでは夫婦仲良好な2人でいてあげてください。
「娘の世話をしっかり分担するためにも、娘と良好な関係を築きたいから協力してくれ」と言って説得すれば、打算の効く奥さんならきっと協力してくれるはずです。
育児ってとんでもなく手間がかかるので、旦那の手が借りられるような状況を作れるなら、喜んで協力してくれますよ(体験済み)。
パパ好き娘の条件 体:豊富なスキンシップ
子供は肌に触れ合う機会が多ければ多いほど、親近感を抱きます。
お子さんが赤ちゃんや幼児の頃は、おむつの交換やお風呂のお世話、遊び相手になるなどできるだけたくさん触れ合ってあげてください。
私の長女がパパイヤ期に入りかけたのは、これが一番大きな原因でした。
たしかに平日は仕事で疲れてそれどころではないパパさんの気持ちは痛いほど分かります。私自身長女が2歳ごろは仕事が残業続きで帰宅も遅く、土日は疲れを癒すため勝手気ままにゆっくり寝溜め。(お風呂くらいは入れていたかな?)娘の相手も中々出来ず、お世話などは妻に投げぱなし。。。
自分では「生活に困らないように」としっかり仕事を頑張っているつもりでも、子供にはそんなこと伝わりません。
そんな生活を続けた結果、当時の娘は私が抱っこをしようとすると露骨に嫌がり、無理やり抱っこすると泣き出す始末。そして覚えたての2語文で「パパ嫌い!!!」
立派なパパ嫌いの娘が完成していたのです。。。
めちゃめちゃ凹みました。
以前より保育士をしている妻から
と言われていたのですが、
とタカをくくっており、華麗にスルーし続けていたのです。しかしいざ「パパ嫌い」発言を聞いたら、凹みに凹みました。
妻へ相談したら、ドヤ顔で
と言われる始末。
とはいえ、しっかりと私ができそうな子供のお世話をピックアップしてくれ、徐々に娘をパパ慣れさせていってくれました。
手順としては
- 朝食の食べさせ
- 朝着替えさせ
- 土日の着替え・遊び相手
と、徐々に触れ合う時間を増やしていきました。(平日夜は、帰宅時は寝ているので)
最初の1ヶ月はややぎこちなかった触れ合いも、2ヶ月目以降は進んで「パパ遊ぼ!!」と言ってきてくれました。
抱っこギャン泣きからの超絶進歩です。
子供にとって、触れ合う時間と親密度は正比例の関係にあります。
このことを身をもって体感しました。
スキンシップを意図的に増やした今では、すっかりパパ大好きっ子に様変わりしてくれました。
休日の寝溜めや休息が出来ず、体力的にキツイかな?と思っていました。しかしいざやってみると、土日思いっきり遊んだ方が月曜日の辛さが軽減していたのです。
休むときは、ダラっと休むより軽く運動した方がいいっていう説(積極的休息の解説)の通りです。
私のように帰りが遅く、帰った頃に子供が寝てるパパさんでも
朝ならある程度相手ができるでしょう。
それも出来ない多忙なパパさんでも、休みの日は相手ができるでしょう。
休みもないパパさんなら。。。転職をオススメしますw
仕事を言い訳にしてスキンシップを怠ると、後で本当に後悔しますよ!!
長女の失敗を反省して、次女のときは最初から積極的に娘のお世話をしてきました。結果、長女のパパイヤ期開始時も無事通過し、3歳になった今も「パパ大好き」状態をキープしています。
このことからも、やはりスキンシップ不足がパパ嫌いの原因になることがわかるかと思います。
パパ好き娘の条件 番外編:匂い対策
「パパ嫌い」の克服中のある時(スキンシップを増やして2週間くらい)、ようやく娘から話をしてくれるくらいになったこと、こそっとこう言われました。
。
。。
orz
パパ嫌い発言と同等か、それ以上にショックを受けました。
妻にも聞きましたが、別に加齢臭関連ではなさそう。色々と聞き出したり試行錯誤した結果、どうやら髭剃り後のアフターシェーブ ローションの香りが嫌いだった模様。
たしかに当時は、アルコール系のスーッとする系のローションを塗っていました。つけ心地がよく長らく愛用していたのですが、スーッとするミント系の匂いが娘にとって嫌だったらしく、やむなく別の物にしました。
子供は柑橘系の匂いが好き、という情報から、色々と試行錯誤した結果、こちらに行き着きました。
つけ心地もマイルドで、香りも娘的にOKらしく、そこからこれをリピートし続けています。
匂いと相性との関係性というのは統計的に正しく、いい匂いと感じる人を好きになるというのは、生物的な本能に基づくものなのです。
悲しいことに素のパパの匂いは、本能的に娘が嫌う傾向にあるようなので、出来るだけ体臭を防ぐ努力をパパはやっていかないといけませんねw
まとめ
娘をパパ好きにする3か条について、解説してきました。その3か条とは
心:一貫した言動
技:妻からの徹底フォロー
体:豊富なスキンシップ
でしたね。
考えてみれば、この好かれる条件というのは大人に対してもそう言えることだと思います。
つまり、子供を子供扱いせずひとりの人間としてちゃんと接することが大事なんだと、今ならはっきり分かります。
また奥さんの協力も不可欠です。どんなに懐いても、子育てのメインはママになってしまいます。そしてその負担は計り知れません。表立って辛いとは言わないかもしれませんが、実際はかなりキツイ想いをしていると思います。
我々パパは、その負担を少しでも軽くすべく育児協力をできることからやっていきましょう。
慣れないと結構辛いものがありますが、娘に好かれるパパになるという一心で頑張ってみましょう。
そしてその辛い育児を今までやってくれていた奥さんへ、感謝の気持ちが出てくると思います。しっかりと言葉で伝えてみてください。
娘だけでなく、きっと奥さんとも良好な関係が築けると思いますよ♪
ちなみに私は感謝の気持ちとして、月の土地と花束(プリザーブドフラワー)をプレゼントしましたw
と笑われましたが、喜んで受け取ってくれました。
照れ隠しとしてこういうプレゼントもオススメですよ♪