「栗」を英語で「マロン(maron)」と思っているあなた!!
そのままでは外国人に全く通じないばかりか、大惨事を引き起こしますよ!
この記事では、「栗」の正式な英訳と、なぜ日本人が「栗=マロン」と誤解したかを詳しく解説してきます。
いつかあなたが外国人に「栗」を説明する時や、ちょっとした雑学で話のタネにしたい時にきっとお役に立てます♪
「栗」の正式な英訳は?
実は違うんです。結論から先に書くと、正解は「”チェスナット(chestnut)”」といいます。聞き覚えのない単語ですが、確かに英和辞典にも書かれています。
しかも「マロン」を英語圏で言うと、思いもよらぬ惨事を引き起こしてしまいます。
大惨事の例:アメリカにて
というように、アメリカでは「マロン」と言うとMarron(ザリガニ)を意味する単語になります。英語に「栗=マロン」という図式は存在しないのです。
ではなぜ多くの日本人は「栗=マロン」と勘違いしてしまったのでしょう?ここをしっかり言えれば、明日から誰かにどや顔で披露できる雑学になりますよ!
日本人が 栗=マロンと誤解しちゃったワケ
「マロン」という言葉は、実はフランス語から来ています。
というわけではありません。話はそんな単純ではなく、少し込み入った事情があるんです。
(実際フランス語で「栗」は「Châtaigne(シャティーニュ)」といいます)
「栗=マロン」の誤解の一部始終
~20世紀初頭 フランスにて~
~日本にて~
しゃーないから、代用で栗の実使うか!!これを「マロングラッセ」で売り込むで!!
という流れで、日本に「栗=マロン」という誤解が広まったのです。
まとめ
「栗=マロン」というのが大きな間違いだという事がわかりました。事実関係をまとめると
となります。
由来を含めていえたら、立派な話のタネになりますね♪ぜひこのネタを使ってみてはいかがでしょう?