毎年やってくる花粉症の季節。
巷で言われている「ヨーグルト(特に明治R1ヨーグルト)が
花粉症対策に効果がある」という説について、
体験談とその根拠についてここで書いていきます。
花粉症のメカニズム
日本人のおよそ30%が花粉症患者だと言われています。
しかもその割合は年々増えています。
参考: 「鼻アレルギーの全国疫学調査 2008(1998 年との比較)耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として」(馬場他)
そもそも花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などの
アレルギー症状を起こす病気です。
そのメカニズムについて簡単にまとめました。
<花粉症発症までのステップ>
①私たちの体は、“花粉”という異物(アレルゲン)が侵入すると、
それを受容するかどうかを考えます。
②「異物=敵だ!」と判断した場合、体はこれと対抗する物質をつくります。
この物質を「IgE抗体」と呼びます。(こいつは敵をやっつける兵士みたいなもんです。)
この抗体は花粉が入るたびに作られ、蓄積されます。
③蓄積された抗体が許容量を超えて(兵士の収容場所が一杯になった)なお、
花粉が入ってきた場合、花粉(敵)そのものを戦う前に排除すべく、
アレルギー反応を起こすヒスタミン等の科学物質が分泌され、
くしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流すなどの症状が出てくるのです。
③で述べた許容量が個人差があるため、
花粉症になる人・ならない人が出てきたり、
ある日突然花粉症を発症するのですね。
花粉症に対する対処法 R-1ヨーグルトの効果は??
花粉症の対処として、
- 発生した症状を和らげる対症療法
- そもそもの原因を断つ根治療法
があります。
それぞれ見ていきましょう。
対症療法
これには大きく分けて<薬物療法><レーザー治療>があります。
<薬物療法>
よく病院処方薬や市販薬でもある「抗ヒスタミン」や「抗ロイコトリエン」と言われる
薬を飲むものですね。
上記のアレルギー反応を示す物質をおさえる薬です。
抗ヒスタミン剤はオールマイティーに
抗ロイコトリエン剤は鼻づまりに効果があります。
<レーザー治療>
薬を使った治療で効果が薄い場合、とりわけ鼻づまりの症状が強い場合は、
レーザー手術を行うこともあります。
鼻粘膜の表面に麻酔をかけレーザーで粘膜を焼き、
アレルギー反応を抑えるという治療法です。
手術自体は片鼻10分程度で、初診+1回の治療で終了します。
費用は保険の適用内で、トータルで2万円弱です。
根治療法 (R1ヨーグルトの効果はコチラ)
花粉(アレルゲン)に対する免疫力を整える療法です。
花粉症は、花粉に対し免疫が過剰に反応してしまう異常な状態なのです。
免疫細胞の状態が良好(免疫力が整った状態)なら、
「そもそも花粉=敵じゃないよ」という反応になるのです。
(参考マイナビ カラダエイジング)
本テーマでのR-1ヨーグルトの効果の肝はコレになります。
免疫細胞の半数以上は、腸内に住んでいます。
一般的に、免疫力が整った状態というのは、
腸内の善玉菌が優勢な状態をいいます。
そして、R-1ヨーグルトに含まれる乳酸菌(乳酸菌1073R-1)は
腸内で善玉菌を増やす効能があります。
つまりR-1ヨーグルトの接種で腸内環境を整えることによって、
花粉症の症状を抑えることができるのです。
根治治療にはほかにも、「舌下減感作療法」という
月一回通院で済むような療法が出ています。
筆者の体験談:R1ヨーグルトを食べ始めてからの花粉症状況
ここからは、私の経験談です。
以前の記事でちらっと触れましたが、私は4年ほど前の冬(2015年1月ごろ)から
ほぼ毎日R-1ヨーグルトを食べています(飲んでいます)。
それまで、2月の終わりごろから目が異常にかゆくなり、
3月に入ると、コンタクトが全くつけれない状態になっており、
それが、4月の連休前まで続いていました。
おそらく、スギ花粉に反応していたのだと思います。
それが、R-1を飲み始めてから、症状が下表のようになったのです。
実際は、「大丈夫」といっても多少のかゆみはありますが、
以前に比べれば、段違いといった形ですね。
即効性はありませんが、徐々に徐々に効いてくる
そんな感じで、症状が改善していきました。
基本的に行動自体は変わっていないので、
これはR-1ヨーグルトの効果かなと考えられます。
まとめ:R-1ヨーグルトの花粉症に対する効果
R-1ヨーグルトの接種により、
花粉症の症状を改善することができる!!
その効果は、腸内環境を整えることによるものである!!
<R-1ヨーグルトのほかの効果・耐インフルエンザ性について>
<毎日摂取のため、R-1ヨーグルトを家庭で量産しよう!!>