日本人なら誰しもが思う事です。
しかし世の中そんなに甘くない。おいしく炊ける炊飯器というのは、基本高いのです。。
こんな感じで。。。
確かに、最高の味でしょう。しかし10万越えは正直キツイ。。。
なんて方に朗報です。
「ガス炊飯器」を使えば、安い機種でもこれらの最高級の電子式炊飯器と負けず劣らずな味が得られるのです!!
この記事では、そんなガス炊飯器の魅力とその特徴・ラインナップ、そして実際に使ってみたレビューをご紹介します。
ガス炊飯器で、あなたのおうちのごはんを劇的に変えてみませんか??
なぜガス炊飯器はおいしいのか?その理由
かまどで炊いたご飯というのは、格別ですよね。
ふんわりとした炊き上がりに、つやつやした米粒。そして芳醇な香りに米本来の甘い味。
普段の炊飯器のごはんとは一味違いますよね。
という人にオススメなのが「ガス炊飯器」なのです。
かまどのごはんがなぜうまいのか?その理由は「直火」だからなのです。
ですので高級炊飯器は各社「かまどの火」を電気で再現するのに躍起になっています(参考)。その結果、開発費がかさみお高い値段となるのです。
もちろんその分とてもおいしいです。私も家電量販店で試食しましたが、非常においしかったです♪
しかし、ガス炊飯器はその構造上ガスの力で「直火」で米を炊き上げます。つまりどんなガス炊飯器でも、「かまどで炊いたようなおいしいごはん」が食べられるのです。
ガス炊飯器のメリット・デメリット
ガス炊飯器のメリット
味がおいしいだけでなく、ガス炊飯器にはほかにもメリットがあります。それがコレです。
- かまどで炊いたような味
- 本体価格が安い
- 炊飯時間が短い
- 光熱費が安い
それぞれ見ていきましょう。
かまどで炊いたような味
先ほど書いたように、かまど炊きは昔ながらのごはんの炊き方です。水とお米を入れた釜自体を炎で熱することで、ごはんの芯までしっかり火が通る。そんな炊き方です。
電気炊飯器は直接火が当てられません。そのため電気の力で釜を発熱させてごはんを炊きますが、直火の再現というのは非常に難しく、各社それを再現するため非常に高い開発費をつぎ込んでいます。
一方ガス炊飯器は火を直接釜に当てて、本来のかまど炊きを再現します。というかそのものです。そのため、非常においしいごはんが食べられるのです。
本体価格が安い
何度も言いますが、ガス炊飯器は直火で米を炊き上げるため、高級な電気炊飯器のような複雑なIHシステムが必要なく、ガスの火に耐えられさえすればOKな構造をしています。
そのため、かまどで炊いたような最高な味を出す炊飯器の価格としては大体
- 電気炊飯器:約10万円
- ガス炊飯器:約3万円
が目安となってきます。(5合炊きの場合)
このように同じ味を再現するのに、本体価格面では電気炊飯器と雲泥の差があります。
炊飯時間が短い
商品や炊き方のモードなどによって色々と異なりますが、一般的にガス炊飯器の炊飯時間は電気炊飯器に比べて約1~2割ほど短いです。
大体の目安ですが電気炊飯器での炊飯には約55分程度かかります。それに比べてガス炊飯器は浸水時間を含めても約45分で炊けます(浸水完了のコメなら約25分!!)。
慌ただしい朝や疲れて帰って来た夜などは、少しでも早く炊けるということが非常にありがたく感じます。
光熱費が安い
炊飯時間が短いことで、炊き上がるまでの光熱費も抑えられます。
実際洗米後すぐのご飯を3合炊いた場合で比較します。
コスト | 炊き上がり時間 | 消費電力 | |
---|---|---|---|
ガス炊飯器(白米モード) | 約5.2円 | 約45分 | 約51Wh |
電気炊飯器(ふつうモード) | 約6.4円 | 約55分 | 約247Wh |
※ガス料金は一般ガス契約(東京地区等)、電気料金は東京電力の従量電灯B契約の平成27年9月時点の平均原料・燃料価格に基づいて計算した税込金額(基本料金含まず)。
※使用状況によりランニングコストは異なります。
(リンナイ(株)調べ)
ガス炊飯器メーカーのリンナイ調べの資料ですが、このように1回の炊飯で約1円のコスト減となります。正直小さな差ではありますが、
おいしいお米が食べられるのにコストも安い
と考えると、非常にお得感が増しますね♪
ガス炊飯器のデメリット
もちろんガス炊飯器にもデメリットはあります。それは以下のとおりです。
- 商品数の少なさ
- 取り回しの不便さ
それぞれ見ていきます。
商品数の少なさ
現在ガス炊飯器を取り扱っている大手メーカーは「リンナイ」と「パロマ」の2社のみです。
購入者が少なく、ガスの取り扱いに長けた会社でないと商品化しにくいといったところが現実のようです。
そのためデザインや機能面の選択肢の広さという面では、電気炊飯器に後れをとります。
そして、一般的には家電量販店での取り扱いはほぼないのです。
取り回しの不便さ
ガス炊飯器を設置するには、写真のようなガス栓がないと使用できません。
また、設置の場所についても注意が必要です。
火を取り扱う性質上引火の恐れがあるため、上下左右前後に十分な空間が必要となります。
そのため、(あまりないとは思いますが)いろんな場所に持っていきたい という要望には残念ながら答えられません。
そして取り付けには別売りのガスコードを必要とします。
まぁ本体価格が安いので、このくらいの出費は全然許容範囲ですがね。
ガス炊飯器のオススメ機種 ヤシロの購入機種
それでは、ガス炊飯器のオススメ機種をご紹介します。実際私が購入を検討した機種を、3部門に分けて解説します。
が、その前に注意点があります。
ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」が存在します。ガス炊飯器は、それぞれに対応した機種がありますんで、ご自宅のガスの種類を確認して購入してください。
今回ご紹介するものは、それぞれどちらのガスにも対応した機種があるため、お間違えないようにご注意くださいね。
ベーシック機種(炊飯のみ)部門
ガス炊飯器を購入される方の中には、
「炊き立てがいいから、保温もタイマーもいらない!」という方もかなりいらっしゃいます。確かに炊き立てのご飯はそのまま食べて、残ったご飯は冷凍保存すると、かなり風味も残った状態でおいしくいただけますからね。
そんなベーシック機能のみのオススメ機種はコチラ
①リンナイ こがまる RR-050FS
こちらの機種は、本当に炊飯のみです。しかしその実力は本物。「土鍋で炊いたご飯と同等!」「この値段でこのご飯はありえない」等のレビューが見受けられ、質実剛健!これぞガス炊飯器!!という風格を感じます。
上記のように、残ったご飯は即冷凍保存するといったタイプの方にはうってつけです!
②パロマ PR-09EF
こちらも炊飯のみの機種。しかしその炊飯能力は素晴らしいものがあります。加えてこの機種の特徴は、写真のようにセパレートできるということ。
食卓に持っていくことで、「おひつ感覚」でつかうことができます。これはかなり便利ですよ。
スタンダード部門(保温機能付き)
「やっぱりある程度保温やタイマーなどの便利機能はほしいよね」という方にオススメなのがこちらの2機種です。
通常の炊飯器に備わっている機能を持つ機種だから、従来お使いの炊飯器と同じ感覚で使っていただける商品になります。
③リンナイ こがまる RR-05VQ
こちらは、炊飯機能に加えて「保温」機能が付いた商品になります。旦那さんの帰りが遅かったりで、家族がごはんを食べる時間が違ったり、夕飯用に炊いて残りを翌朝食べるという使い方をするときに重宝します。
④リンナイ こがまる RR-05VQT
この商品は、上記のRR-05VQに加えて「タイマー機能」が付いた商品です。「朝起きてすぐに炊き立てのご飯が食べたい!!」という方に持って来いです。
プレミアム部門(各種便利機能もりもり)
高速炊飯や、おかゆ等色々な機能が付いた、「電気炊飯器の高級品と同等機能をもつ炊飯器がいい」という方。もちろんガス炊飯器にもそれに応える機種があります。
もちろんプレミアム部門といっても、電気炊飯器の価格(10万円~)よりはだいぶお手頃ですよ♪
⑤リンナイ 直火匠 RR-055MST2
見た目もスタイリッシュなこの商品。「玄米」「おかゆ」「炊き込み」など種類別の炊飯ができるのはもちろん、「粘り」や「おこげ」の段階も調整できる、非常に高機能な商品です。
中でもヤシロが心をひかれたのが、「高速炊飯モード」。なんとお米を研いでから28分で炊きあがるという驚異的な速さ!!普通浸水だけでそれくらい使うのに、この商品ではその時間でホカホカのごはんを炊き上げるのです。
この速さは何物にも代えがたい、最高な機能をもつガス炊飯器です。
⑥パロマ 炊きわざ PR-M09TR
こちらも「玄米」「炊き込み」などの炊飯メニューがあるのに加えて、「ケーキ」の自動調理機能を持った商品です。
微妙な火加減を要求される「ケーキ」。それを調理できるという事は、この機種がそれだけ精密な火加減の調整ができるという事にほかなりません。当然ご飯の炊飯にも生かされているので、ごはんの火加減も完璧です!!
また、他のガス炊飯器と一線を画す美しいフォルムもこの商品のウリですね。
ヤシロが買った機種は?
検討を重ねて、この6機種まで絞り込みました。そして価格を調べて妻へプレゼンを行った結果、③リンナイ こがまる RR-05VQ を購入しました!
実際炊き上がりを食べた感想は、
の一言です。米の甘味がしっかり出ており、かつふっくらとした炊き上がり。冗談抜きでいい旅館やご飯屋さんの米と遜色ない出来です。
画像は先ほど炊いたお米で、ヤシロの撮影技術がイマイチなのでしっかりとおいしさが出ていないかもしれませんが、冗談抜きにうまいです。
これが、約2万円で手に入ります!!家電量販店でデモしてる高級炊飯器(10万over)の米とも、十分肩を並べるレベルです。
ガス炊飯器を買う際の注意点
実はガス炊飯器は、それだけを買って即使用することができないのです。
ガスホースと接続のアタッチメントが必要となります。
ヤシロが購入したのはこの2点です。
1.ソケット(ガス栓とホースの接続)
2.ガスホース
いずれも必要となりますので、ぜひ同時に購入ください。また、ガスホースは上記に表示のものは「都市ガス」用なのでプロパンガスの方は、以下の商品を購入してくださいね。(ソケットは共通です)
ただし、このソケットとホースをつなぐ作業がことのほか面倒でした。。
実は一体型の販売もあったのですが、残念ながらガスホースが「1m」or「60cm」のものしか販売されていません。ヤシロ家はホースが最低1.3mは必要だったため、泣く泣く断念して、面倒な作業を行いました。
もし設置場所までが短い(1m以下)という方は、強くこちらの商品をオススメします!!それくらい、ソケットとホースの接続は面倒です。。
ガス炊飯器はどこで買えばお得か?
先ほど書きましたが、実は家電量販店のほとんどで「ガス炊飯器」は取り扱っていません。実際私は名古屋市内の家電量販店を4店舗回りましたが、いずれも取り扱いがありませんでした。
というわけで、リンク先の「楽天」や「amazon」、「yahooショッピング」で購入したほうがよいです。
もう一度リンク張っておきますね♪
ヤシロ購入品
ベーシック機種
スタンダード機種
プレミアム機種
まとめ
ガス炊飯器の魅力と、オススメの機種をご紹介いたしました。
ガス炊飯器の長所は
- 安いのに最高級電子炊飯器と同等以上の炊き上がり
- 炊飯時間が短く、光熱費も安い
ということでした。対してデメリットは「選択肢が少ない」ということ以外は見当たりません。
味にこだわるアナタには、ガス炊飯器は確実にオススメできる商品です。
そしてその中でもオススメ機種は以下の6点です。
ガス炊飯器で、あなたの日々のごはんをリーズナブルにおいしくしてみませんか?